弁護士になろうと思った契機
私が、弁護士を目指したきっかけには、私の弟と父の存在があります。私は、4人兄弟の長男なのですが、2番目の弟が先天的な障害を抱えています。私は2番目の弟と歳が近かったこともあり、幼い時から学校内外問わず、弟と同じように障害を抱えた子達と接する機会が多くありました。私の父も弁護士をしているのですが、そういった障害を抱えた子供たちのご両親が私の父をとても頼りにしているのを見て、自分も父のように困っている人たちを助けてあげたいと思ったのが、弁護士を志したきっかけです。
幼いときに、「涼くんも弁護士さんになってくれたらいいなあ。」と父に相談をする方達から言われたことが常に頭の片隅にありました。“弁護士になって困っている人たちを助ける“という私の人生の目標は、幼稚園の卒園文集に「しょうらいのゆめは、べんごし!」と書いたあの日から、何一つ変わっていません。