自分の能力が知りたくなった
自分でいうのも何ですが小学生の時は比較的勉強が得意で,運動も勉強もできてピアノも弾けるといた,お手本のような子どもでした。
ところが,中学生の半ばくらいから勉強が嫌いになり勉強をあまりしなくなりました。高校でも、大学に進学する人は多くなかったこともあり,大学に行くという選択肢は全くなく行き当たりばったりの生活をしていました。やりたいことも特になく,学校をさぼって遊んでばかりでした。
高校3年生のある日,先生に何となく「大学にでも行こうかな」と言うと,「大学はお前みたいなバカが行くところじゃない」と一笑に付されました。勉強も一切せず能天気に生きていましたので,その通りだと思う一方で,自分が本当にバカなのかが気になりました。先生を見返そうとは思ったかどうかは覚えていませんが,無性に自分を試してみたくなりました。